■建物が完成してお使いになられてからは日常的な手入れと定期的なメンテナンスを心がけてください。
また、建物の部位によって耐久性が異なるため保証期間が異なりますのでご注意ください。
■地下など通風が良くない居室や廊下は、特に梅雨時などに
(1) ドアを開ける
(2)換気扇をまわす
(3)空調機等で除湿をするなどで通風や除湿につとめる。
■浴室や水廻りも同様に日常的な湿気対策をとることに加え、清潔さを保つことでカビの発生やタイル目地などの汚れを防止する。
■どんなことでも不具合が発生した場合は早期に修理する。そのまま使用していると修理不能になってしまうことや保証対象から外れてしまうことがあります。
■年に一回程度、建設会社など専門家の定期点検を受けることをお勧めします。
不具合は早期発見と早期改善することが大切です。(内外装の仕上げや建具が主に該当します)
■別表の「短期保証基準」に該当する部位の期間はおおむね2年間ですので完成後満2年を迎える時期に2回目の定期点検を受けることをお勧めします。
特に外部のシーリングや鉄部の塗装は劣化が進みやすいので適切な補修が必要です。
■構造体や屋上防水、設備関係などは7〜10年毎のメンテナンスが適切です。
この時期はメンテナンス上でもっとも大掛かりな点検となり、経年劣化による老朽箇所を除却しリニューアルすることが一般的です。
また、改修費用に対しては計画的な修繕積み立てが理想的です。長期保証基準の内容は別表のとおりです。